東北自動車道紫波サービスエリア下り線「こびる館」（紫波町）で販売する「こびる焼き」（200円）が人気になっている。

岩手県産清流鶏のソーセージがジューシー！

　「小昼（こびる）」とは、岩手の方言で休憩や一服を意味する。2013年3月に同施設がリニューアルした際に、ゆっくり休んでもらいたいと願いを込めた「こびる館」を開設。メニューも一新され、オリジナル商品として「こびる焼」が完成した。同サービスエリア支配人の和美（わみ）よしひこさんは「ここにしかないものを考えたいとスタッフで考案した。最初は賛否両論あったが、今では同SAのスナック部門で数量売上が2年連続1位の人気商品になった」。

　こびる焼きは、中はもちもち外はカリっと焼き上げた大判焼きの土台の上に、渦巻き状の岩手県産清流鶏使用バジル風味ソーセージを載せたボリュームたっぷりのスナックフード。皮はパリッとジューシーな肉汁あふれるソーセージは、黒胡椒とバジルでスパイシー。手頃な価格と片手で食べられるワンハンドフードの手軽さからドライバーに人気になっている。

　暖かくなるこれからのシーズンは塩チーズソフト（340円）も看板商品として人気だという。和美さんは、「コールデンウイークの混雑の中でも東北自動車道に乗った際はぜひ立ち寄って、ゆっくりしながら腹ごしらえをしてもらえれば」と話す。

　「こびる館」の営業時間9時～18時。