![コールさんとマンUサッカースクールコーチ陣が子どもたちと記念撮影](https://images.keizai.biz/morioka_keizai/headline/1427861527_photo.jpg)
カゴメ(東京都)とマンチェスター・ユナイテッド・フットボール・クラブは3月31日、盛岡体育館(盛岡市上田3)で元マンチェスター・ユナイテッドのアンドリュー・コールさんがコーチを務めるサッカー教室を開いた。
東北被災地の再生を目的としたカゴメとマンチェスター・ユナイテッドの共同プロジェクト「リジェネレーション・チャレンジ・プロジェクト」の一環の同企画。今年で3年目を数える。今年は福島県、宮城県、岩手県の3会場で東北6県在住の小学生320人を対象にサッカースクールを開催。同日は岩手県と青森県から32人の子どもたちが集まった。
コールさんは、イギリス出身でイングランド代表も務めた元サッカー選手。1994年にマンチェスター・ユナイテッドに移籍。プレミアリーグ通算ゴール数歴代2位を保持する「レジェンド」だ。
同日は、コールさんのほか、マンチェスター・ユナイテッド財団の運営するサッカースクールから派遣された3人のコーチが、子どもたちに体を動かすゲームを通じて指導。将来マンチェスター・ユナイテッドでプレーすることを夢見るサッカーキッズやサッカー未経験の子どもたちが、マンチェスター・ユナイテッド式トレーニングを体験した。
コールさんは「すでに6日間東北で過ごしているが、日本の子どもたちは技術的に優れていると思う。ヨーロッパでプレーしたいなら、とにかくサッカーを楽しむこと、たくさん練習することを続けてもらいたい」と子どもたちにエールを送った。「技術だけではなく、表情を豊かにするという経験もサッカーがうまくなる秘訣(ひけつ)」とアドバイスも。
将来の夢はサッカー選手という青森県から参加した田谷修平くんは、「チームでボールを触る機会が少ないので参加した。今日学んだことをチームでも生かしたい」と意気込んだ。