盛岡初のカキ小屋（カキの食べ放題）イベント「盛岡牡蠣（かき）小屋」が2月21・22日、復興支援として開催される。

阿部さんが養殖し、試食会で提供されたカキ

　カキ小屋に行きたいが沿岸まで足を運べないという一般の声と、カキをもっと多くの人に食べてもらいたいという新おおつち漁業協同組合の声を形にした同イベント。カキの生産者を支援し、大槌のカキを全国や世界に広めたいという狙いもある。

　開催に先立ち12日、盛岡市商工会議所で大槌のカキ試食会が行われた。大槌のカキ生産者として阿部清寿さんが同会に出席し、蒸しガキを提供した。

　阿部さんは「今回の企画をきっかけに第2回、第3回と店舗数も増やしながらやっていきたい。大槌のおいしいカキを味わってほしい」と呼び掛ける。

　同イベントは、21日が「美藤牡蠣小屋」（内丸）として、22日が「いちのまる牡蠣小屋」（本町通2）として行われる。完全予約制で、料金は大人＝3,500円、小学生以下＝2,000円。500円分がカキ生産者に還元される。制限時間は50分（蒸し時間20分程度含む）で、来場者には希望に応じてライスのサービスも。開催時間は10時、11時30分、13時30分、15時、16時30分の1日5回。

　問い合わせ、申し込みは美藤（TEL 019-651-3923）、一の○（TEL 019-623-8710）まで。