「いわて若者文化祭」が11月15日・16日、おでって(盛岡市中ノ橋1)と「ななっく」(中ノ橋1)、肴町商店街の3会場で開催された。
次世代を担う若者に文化芸術発表の場を提供し、交流の場を創出することや若者文化活性化による生活の質と地域の魅力向上、岩手県全体の新たな魅力を高め情報発信をしていくことを目的に開催。
15日には、達増拓也岩手県知事と岩手県出身の声優、桑島法子さんによるトークライブが行われたほか、「第4回いわてマンガ大賞」の表彰式も行われ、大賞には岩手県出身の江川大輔さんの「氷の宴」が選ばれた。16日には臼澤みさきさんがいわて国体イメージソングなどを披露した。
学生など岩手でさまざまな活動を行う40歳までの若者が参加。ステージ発表には、岩手県内の伝統芸能のほか、バンドやストリートダンス、ヲタ芸、ダブルダッチなど41団体が日頃の練習の成果を発表。展示コーナーでは、南部鉄器と写真、アプリ開発、グラフィックデザイン、漫画、映像作品のほか、痛車やアニメキャラクター、ご当地ヒーローなど34団体が活動を紹介した。出展者は、来場者と触れ合いながら自分たちの活動について熱心に伝えた。
開発したアプリのほか、3D化した大槌町の復興計画データを展示した「KAI OTSUCHI(カイオオツチ)」の平舘理恵子さんは「大槌でこういう(ITを開発する)活動があるというのを知られていないので少しでも知ってもらえればと思って参加した」と話す。