盛岡にコーヒー店「ミカフェート盛岡店」(盛岡市盛岡駅西通2、TEL 019-656-8325)が10月20日、開店した。
世界各国でコーヒー豆の開発と研究をしているコーヒーハンターの川島良彰さんが2008年に立ち上げた同店。8店舗目として東北に初出店する。
店長の堀内繁喜さんは宮古市でカフェバーを営業していたが、東日本大震災で被災し盛岡へ移転して店を再開。店で新しく取り扱うコーヒーを探していたところ、ミカフェートの「グランクリュカフェ」があることを思い出して同社に掛け合ったことから、フランチャイズでの出店が決まった。席数は11席を用意し、店内は木のぬくもりあるカウンターや堀内さんこだわりのインテリアで飾られ落ち着いた雰囲気が特徴。
厳選された農園でコーヒーの木を栽培、選別、精選、保管など徹底した品質管理を行った「グランクリュカフェ」(1,200円)や「プルミエクリュカフェ」(700円)、世界中で川島さんが選んだ生産者のコーヒーを紹介する「コーヒーハンターズ」(各500円)、3種のコロンビア産豆をブレンドした盛岡店オリジナルの「盛岡ブレンド」(450円)など一杯ずつハンドドリップで入れたコーヒーを味わえる。豆も販売しており、現在2,000円から2万1,000円までの15種類を取り扱う。コーヒーのアロマを閉じ込められるように、シャンパンボトルに入れる独自の加圧包装を採用。贈答用にも人気だという。
堀内さんは「ミカフェートのコーヒーには、今まで飲んだことがないすっきり感と喉越しの良さがある。一度試しに来てほしい」と呼び掛ける。
営業時間は11時~19時(日曜は18時まで)。月曜定休。