紫波の「花の館」(紫波町、TEL 019-674-2992)がパンプキンカービングでさまざまな作品を制作し、巨大カボチャの販売もハロウィーンに向け最盛期を迎えている。
パンプキンカービングで作品を制作するのは同店の山田清秀さん。初めは一般的なジャックオーランタンを制作していたが、海外のパンプキンカービング作品に刺激を受け、4、5年前から子どもたちに喜んでもらおうとパンプキンカービングを始めたという。売り物にならないカボチャでアニメのキャラクターなど子ども向けに作品を制作し、支店の盛岡津志田店(津志田中央3)に展示してきた。制作したカボチャは3日ほどで腐ってしまうという。
同店では、30キロ以上の大きさに育つ巨大カボチャ「アトランティックジャイアント」や肉厚で皮が柔らかくジャックオーランタンに最適な「オータムゴールド」を栽培し、ネットを中心に販売。国内のハロウィーンブームの影響もあり、昨年あたりから問い合わせが増えてきたという。10月中旬までが最盛期で、ハロウィーン本番が近づくとパンプキンカービング教室などのイベントを開く。
山田さんは「子どもたちに喜んでもらえるのがうれしい。作った作品はブログで紹介しているので、それを見て(パンプキンカービングを)やる人が増えれば」と話す。