盛岡市内の8つの中心商店街の加盟飲食店64店で8月6日より、「『ゆかたの街盛岡』ゆかた着用キャンペーン」が開催されている。主催は同キャンペーン実行委員会。
昨年から行われている同キャンペーンは、盛岡の夏の風物詩「さんさ踊り」の際、中心商店街の飲食店が大勢の浴衣着の人でにぎわいを見せたことから、これを祭りの期間だけでなく夏を通して継続させようと企画された。昨年は55店の参加だったが、今年は64店に増え確実に広がりを見せている。
キャンペーンは、浴衣着用(着物も含む)の来店客にワンドリンクを無料で提供するなどのドリンク関係のサービスが中心。生ビールや好きなソフトドリンク1杯、飲み放題の時間延長など、バラエティー豊かな内容となっている。
サービス内容は、「アジアン食彩だるま」(盛岡市大通1)=飲み放題30分延長、「シャトン」(中ノ橋通1)=紅茶1杯無料、手打そば「ごん八」(八幡町4)=日本酒1合または生ビール(中)1杯無料、「ドコモランド岩手公園前店」(内丸6)=携帯電話購入者にジュース1本無料など。
実行委員会とともに企画を推進する盛岡市では、同キャンペーンを「着物の似合う街・盛岡」の展開としても位置づけ、NPO法人「きものを着る習慣をつくる協議会」とも連携し、継続的にアピールしていくという。
同キャンペーンは8月31日まで。