民間経営のテニスクラブ「Toy's Tennis Lab」(雫石町)が8月9日、オープンした。
ハードコート2面と照明設備、クラブハウス(8月中完成予定)を備え、キッズ・ジュニアから一般まで幅広い年代に対応する。初心者からトーナメントでの勝利を目指す上級者まで、さまざまなクラスを用意。競技者で県内トップの実績を持つコーチ陣が指導する。
同クラブのコーチ山崎聖子さんは「以前からの思いを実現できた。子どもたちがレベルアップのために毎日長時間練習できる環境を作りたかった」と設立の動機を話す。融資などは受けず、スタッフ全員が出資し役員として経営するスタイルで理想のクラブを目指す。「夢は岩手から世界で活躍できる選手を育てること」
2016年にいわて国体が控えていることも設立の動機になったという。盛岡市内には3つの老舗テニスクラブがあるが、「岩手県の底上げをするためにこの場所(雫石町)を選んだ」と広域でのレベルアップを視野に入れている。
現在、ジュニア・一般ともに会員を募集中。「緑の中で気持ちよくプレーできる。子どもたち、テニスから離れていた人、バリバリやりたい人など幅広く募集している」と呼び掛ける。
営業時間、会員料金などは同クラブホームページで確認できる。