盛岡市内の有志らで構成する「もりおか修学旅行応援隊」が6月19日、市内へ訪れる修学旅行生を歓迎しようと、もりおか歴史文化館(内丸)前で歓迎イベントを行った。
今回で4回目の同イベント。市職員、会社員、商店主、専門学生などの「応援隊」メンバーは、修学旅行生を乗せた観光バスが到着するたびに手作りの小旗や横断幕を掲示。盛岡さんさ踊り、盛岡山車太鼓などの地元芸能を披露したほかご当地キャラも登場し、修学旅行生と記念撮影を行った。盛岡観光コンベンション協会の発表によると、年間約1万5000人の修学旅行生が盛岡を訪れ、その多くが5月、6月に集中するという。
この日は同協会が把握しているだけでも県内外の小中学校18校、約1000人が盛岡を訪れた。観光バスから降りて出迎えを受けた岩沼南小学校(宮城県)6年の吉崎太郎君は「さんさ踊りがすごかった。出迎えてくれてうれしい」と笑顔を見せた。もりおか修学旅行応援隊事務局の高橋大(まさる)さんは「子どもたちのダイレクトな反応を見ることができて、迎える側も楽しいイベント。盛岡で良い思い出をつくってもらえれば」と話す。