盛岡と陸前高田の有志団体が6月1日、クロステラス盛岡(盛岡市大通3)で陸前高田うごく七夕まつりキックオフイベント「人・夢つながる うごく七夕まつり MORIMAE MORIOKA CROSS」を行った。
盛岡市と陸前高田市森前地区の有志が集まり、まちづくりデザインネットワーク「MORIMAE MORIOKA CROSS」を発足。同団体森前地区代表の佐藤徳政さんは、森前地区の山車を「震災で亡くなった妹のために復活させたい」と森前地区有志会を立ち上げ、昨年寄付金で山車が復活した。まつり参加継続のためには人手が不足していて、盛岡との交流を深めまつりに参加してもらい地域活性化につなげたいと盛岡市の共同代表吉田光晴さんと今回のイベントを企画した。
同イベントでは森前地区のこれまでについて映像を交えながら佐藤さんが話したほか、山車に飾る七夕短冊や飾り制作体験会を実施。「人をつなぎ未来をデザインする」をテーマに、モデル葛巻舞香さんとデザイナー松嶺貴幸さんによるトークショーも行われた。
佐藤さんは「『MORIMAE MORIOKA CROSS』を中心に、今後森前地区がさまざまな地域とコラボレーションして岩手を盛り上げていきたい。まずはまつり当日に参加してもらえれば」と呼び掛ける。
「うごく七夕まつり」は、陸前高田市で8月7日に行われる。