IGRいわて銀河鉄道(盛岡市上田1、TEL 019-654-1489)は6月1日、沿線の二戸地域の食材を使って開発した「銀河の恵ちゃんべんとう」の販売を始める。
同社は、IGR沿線の観光客誘致と二戸地域の活性化を目的に「ぎんがの食堂シリーズ」を企画。第1弾として、国内有数の雑穀の産地で鶏・豚・牛肉のブランドがある二戸地域の素材を生かした弁当を生内商事(二戸市)が運営する「おふくろ亭」(TEL 0195-23-8662)と共同開発した。シニア層の女性をターゲットに地域の食文化を味わえる薄味を意識したヘルシーなお弁当に仕上げた。一口サイズの二戸地域の郷土料理そばかっけや雑穀入りごはん、岩手短角牛のしぐれ煮、二戸菜彩鶏一汐焼、二戸佐助豚巻焼、二戸名物へっちょこ団子など10品を味わえる。
パッケージデザインは山崎文子さんが務め、以前の県北地域観光キャラクターを「銀河の恵ちゃん」として復活させた。同社の菊池正佳社長は「このお弁当を食べに多くの方に来ていただいて、沿線である県北の魅力を発見してもらいたい」と呼び掛ける。
価格は1,080円。車両の一部をお弁当専用列車として運行する「IGRぎんが食堂列車」やイベントなどで販売するほか、おふくろ亭が10個以上からの受注販売に応じる。