ニワンゴ(東京都中央区)が主催するニコニコ動画ユーザー向けイベント「ニコニコ超会議3」の出展企業による「仁義なきプレゼンバトル」の本選に、岩手県の出場が決定した。4月15日に生放送動画によるプレゼンバトルに挑む。
ゲーム制作会社やウェブサイト運営会社など名だたる企業が参加する中、自治体として初めて同イベントに出展。出展企業が1,000万円分の広告枠を懸けてプレゼンテーションを行う「出展企業抗争仁義なきプレゼンバトル予選編」に参加。3月に行われたユーザー投票の結果、六本木で行われる本選出場の16社(団体)の一つに決まった。
岩手県は、手作り感あるプレゼンテーション資料でニコニコ動画プレミアム会員の達増拓也岩手県知事を「プレミアム達増知事」と紹介したほか、昨年洋野町で行われた「ニコニコ町会議」や「いわてマンガプロジェクト」をアピール。自治体としての活動がユーザーから評価を受けた。
本選の「仁義なきプレゼンバトル~六本木頂上決戦編」には、岩手県秘書広報室の保和衛さんが1分間のプレゼンテーションに臨む。
保さんは「ニコニコ動画サービスを利用した広報は、社会的な問題に関心が薄いと言われがちな若者層にダイレクトに届けることができる。岩手の姿勢をアピールすることや風化が進む大震災と復興について多くの層に理解を深めてもらう狙いがある」と話す。「岩手県がニコニコユーザーにとってどんなに天国な場所かということをアピールしたい」とも。
生放送特番は18時から。