盛岡都市圏の西側環状線をつなぐ盛岡西バイパスが12月21日、全線開通する。
岩手河川国道事務所では、盛岡市内の交通の円滑化と交通安全の確保、沿道環境の改善を目的に国道46号線から延びる全長7.8キロの盛岡西バイパスを整備してきた。1984(昭和59)年に事業着手し、8回の延伸を経て現在までに6.6キロが供用されている。今回1.2キロが整備されたことで全線開通する。
バイパス開通により、盛岡インターチェンジから盛岡南インターチェンジへの導線が確保され混雑の多い国道4号線と併せて稼働することで渋滞緩和効果も期待される。
同事務所工務第_2課長の外崎(とのさき)高広さんは「バイパスができることで新市街地(盛南地区)形成発展にも貢献してきた。今回の道路開通で渋滞が緩和され車が走りやすくなるのでは」と期待を寄せる。
同日10時に開通式典が行われ、15時から一般開放される。