![子育て支援バスの運営をプレゼンした高橋夏江さん](https://images.keizai.biz/morioka_keizai/headline/1383631361_photo.jpg)
11月4日、プラザおでって(盛岡市中ノ橋通1)で「夢岩手ドリームプラン・プレゼンテーション盛岡大会」が開催された。主催は、岩手ドリームプラン・プレゼンテーション盛岡大会実行委員会。
「ドリームプラン・プレゼンテーション」は、事業が社会に広まった時どんなシーンが起こるのか体験できる10分間のプレゼンテーションを通じて、夢をかなえられる人材育成をしようと2007年に岩手で始まった。全国各地で開催され、盛岡では今回が初開催。同3日には宮古でも開催された。
プレゼンターは、同大会に向けて約100日間かけて事業計画書を作成してきた。今回のプレゼンターは5人。それぞれが自身の体験を交え、どんな思いで事業を動かしたいのかを発表。来場者の投票で決定する、人生や人柄、思いに感動したという人に贈られる感動大賞には、「勝利至上主義になりがちだった体育教師の経験から、生徒がスポーツマンシップとは何かを考え、スポーツを心から楽しめるようになる指導者を育成していきたい」と目を潤ませながら話した本多好朗(ほんだこうろう)さんが選ばれた。夢に最も共感した人に贈られる共感大賞には、「子ども一時預かりバスの運営を通じて子育て中のママに自分の時間を持ってもらい、子どもや家族に対して気持ちに余裕を持って生活ができる仕組みづくりをしたい」と発表した高橋夏江さんが選ばれた。
同大会実行委員長の前野純一さんは「5人のプレゼンターが本気の夢を100日間かけてつくってくれた。自分の限界に挑戦して乗り越え、みんなに応援してもらうことが力になって夢の実現に加速を与えるというのを実感した」と話す。
12月12日から3日間、東京ドームシティホテル(文京区)では「ドリームプラン・プレゼンテーション世界大会」が行われ、岩手県からは代表2人が発表を行う。