9月16日に豪雨被害に見舞われた盛岡市玉山区下田地区で27日、岩手県立山田高校(岩手県山田町)と盛岡情報ビジネス専門学校(盛岡市)の生徒がボランティア活動を行った。
同地区では現在13件のボランティア要請があり、現在も泥かきなどのボランティアが必要な状況。同日は、盛岡情報ビジネス専門学校の生徒17人と岩手県立山田高校から有志で参加した生徒31人、教諭3人が泥かきや草ロール移動作業を行った。
同高教諭の小田島哲男さんは「震災で全国、世界から支援を受けてきたが、機会があれば恩返しをしたいと考えていた。水害ではあるが、同じ被害を受けた人の手助けをしたい」と話した。山田高校2年刈屋優衣さんは「予想以上にひどい状況。お世話になったので何か力になることがあればやっていきたい」と意気込む。
盛岡市社会福祉協議会では、同28日・29日に活動できるボランティアを募集している。今後については随時ホームページで情報を公開する。