盛岡駅ビルの商業施設「フェザン」が9月13日、改装を終えリニューアルオープンし、多くの買い物客が詰め掛けた。
改装したのは「フェザン南館」の地階部分。雑貨「オレンジ」、ランジェリー「ノーザリー」、雑貨「パサージュ ミニョン」など、岩手初出店の5店舗を含め15店舗がリニューアルオープンした。この場所は1959(昭和34)年「盛岡ステーションデパート」として開業。その後「パルモ」の名称で駅の地下街として親しまれていたが2009年からは「フェザン」に統一された。開業当時から54年間営業している店舗が15店舗のうち2店舗ある。
13日のリニューアルオープン時には先着300人に「ミニブーケ」が配られるとあって開店2時間前の朝8時から行列ができた。盛岡市内の60代の女性は「昔から利用している。ブーケがもらえるので今日のオープンは楽しみにしていた」と話した。運営する「盛岡ターミナルビル」の大見山俊雄社長は「地元の店舗と大手の店舗が融合する商業施設として『フェザン』ならではの魅力をこれからも発信していきたい」と語った。
営業時間は10時~21時。