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滝沢村中学生が「水の作文コンクール」で最優秀賞受賞-村特別表彰も

表彰状を受け取る鈴木綾さん

表彰状を受け取る鈴木綾さん

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 滝沢村は8月28日、国土交通省主催の「第35回全日本中学生水の作文コンクール」で最優秀賞を受賞した功績をたたえ、中学2年生の鈴木綾さんを特別表彰した。

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 国土交通省は、8月1日の「水の日」に水資源の有限性、水の貴重さや水資源開発の重要性について理解を深めてもらおうと次代を担う中学生を対象にした「水の作文コンクール」を実施している。今回応募総数1万8191編の中から滝沢村立姥屋敷中学校2年の鈴木綾さんが最優秀賞にあたる国土交通大臣賞を受賞した。同村ではこの結果を受けて鈴木さんを特別表彰し、柳村典秀村長から表彰状と記念品が贈られた。

 受賞した作品は「命の源」というタイトルで、酪農を営んでいる鈴木さん一家が、震災の水不足をきっかけに牛のために家族総出で井戸水をくむ様子を書いた。人間にも動物にも必要な「命の源」である水のありがたさを心にとめて、限りある資源を大切に使いたいと当時を振り返り、水の大切さを伝えた。

 鈴木さんは「受賞が決まった時は、信じられなくてうれしかった。震災を通じて水のありがたさが分かった。水は限りある資源なのでもっと大切にしていきたい」と話す。

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