多彩な岩手好きな人が集まり、つながりを深めようと「いわて未来ミートアップおとなキャンプ」が8月17日・18日、区界少年自然の家(宮古市区界、TEL 0193-77-2048)で開催された。
キャンプには多彩な50人が参加。震災復興支援を機に県外から岩手へ移住してきた人や、岩手県内企業で働き、将来起業を目指している人など参加者はさまざま。主催者の高橋和氣さんは「復興支援からのつながりからスタートしたこの集まりだが、岩手を好きな人が集まって楽しく交流することで新しいプロジェクトにつながれば」とあいさつで述べた。
区界の自然に囲まれた中で、参加者全員がプレゼンテーションを行った。カシオペア農村青年クラブ(二戸市)の上野剛史さんは「震災後、内陸部では何をしていいか分からない部分もあった。いろいろな情報交換をして、これからの活動につなげたい」と話した。
乾杯では、日本バーテンダー協会盛岡支部から盛岡の地カクテル「INAZO」が振る舞われたほか、宮古シネマリーンの協力で野外に簡易映画館を設置し、2005年に宮古市で制作された映画「あの夏、タイムマシーンに乗って」を上映。久慈の郷土料理「まめぶ汁」料理教室やキャンプファイヤーも行われ、参加者は岩手の自然と触れ合い郷土料理や県産野菜を味わいながら交流を深めた。