「ねるどりっぷ珈琲機屋(はたや)」(盛岡市本町通3、TEL 019-653-8833)で7月9日、コーヒー座談会が開催された。同店主催のコーヒー座談会は今回で7回目。
ドリップは全体を湿らせ中央に落とす。中央の泡(アク)を浮かせている様子
7月の座談会テーマはキリマンジャロ。講師の中村伴子さんによる、コーヒー豆の知識講義から始まった。キリマンジャロの原産国タンザニアの気候や味の特徴について話すと、4人の受講生は熱心に聞き入った。
カップの違いによる味の違いを比較するラボ(実験)では、口が広がっているものとずんどうのカップで香りや味の広がり、後味など出る味が変わることを教えた。中村さんは「コーヒーの特徴に合わせて、カップを選ぶ。入れる人の思いがあってカップも選ぶ」と語った。
また、ドリップ方法の実習では、キリマンジャロに合った入れ方を伝授。先生が入れたものと、受講生が入れたものを味比べした。参加者の檜垣知美さんは「先生(が入れた豆)は粉が(お湯を入れると)ぶわっと膨らんですごい。まるでカップケーキのよう。自分でやってもこんなにきれいに膨らまない」とプロの技に感動した様子だった。
第8回は 今月23日。8月は13日と27日に開催する。参加費は2,500円(ネルフィルター1枚、コーヒー豆100グラム付き)。マイカップ持参。要予約。