岩手県国際交流協会(盛岡市盛岡駅西通1)は、3年ぶりとなる「世界フェアトレード・デーinいわて」を5月18日、アイーナ(盛岡市盛岡駅西通1-7-1)4階で開催する。
同イベントは、身近な国際協力としての「フェアトレード」を呼び掛けるもので、今回で6回目。震災の影響もあり3年ぶりの開催。途上国の原料や製品を適正な価格で購入することを通じて、途上国労働者の生活改善を目指すフェアトレード。今年は「Power of Hands」をテーマとし、人の手によるものづくりを実践するフェアトレードの意義を伝える。
ネパール、アフリカ、バングラディッシュの食品・雑貨などのほか、フェアトレードカフェでは、ネパール産コーヒー、紅茶、フェアトレードクッキー(以上100円)、シフォンケーキ(140円)を販売する。12時からはフェアトレード食材を使った料理の試食も行う。また、オーガニックについて考える南フランス・バルジャック村の1年をつづった映画「未来の食卓」も上映会する。
同協会の大山美和さんは「お買い物で身近にできる国際協力。イベントを通じて生活の中に(フェアトレードを)取り入れてもらうきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場無料。