東日本大震災から2年を迎えた3月11日、盛岡市広域市町村長懇談会主催の「東日本大震災2年行事『復興への誓い』追悼式典」がマリオス市民文化ホールで行われた。
当日は、国主催の「東日本大震災二周年追悼式」を同時中継し会場で放映。国家斉唱の後、地震時刻の14時46分には中継に合わせ参加した市民ら約800人も震災犠牲者へ向け黙とうをささげた。
谷藤裕明盛岡市長は盛岡広域8市町村を代表して「尊い命を奪った東日本大震災の発生から2年を迎えた。震災で亡くなられた方々やご家族を失った方々の深い悲しみを考えた時、哀惜の念に堪えない。被災地では、地元住民や市町村、県や国などが力を合わせて復興に向けて取り組んできた。内陸部の市町村はこれからも沿岸被災地と一つになり、被災された方々全ての人々の生活が再開されるよう惜しむことなく復興に貢献していく」と追悼の言葉を述べた。
追悼式典後、復興祈念イベントとして大槌町出身の歌手臼澤みさきさんのミニライブが行われた。盛岡広域8市町村が共同製作した「3.11メモリアルフィルム『ひとつ』」も市民に向け初上映された。