ワーナーミュージック・ジャパン(東京都港区)は、岩手を中心に活動するシンガー・ソングライター松本哲也さんの10年ぶりメジャー再デビューシングル「ユキヤナギ」を1月23日に発売した。
「ユキヤナギ」はCD販売だけでなく、iTunes などPC配信でも配信中
同シングルは2004年に発刊された自伝的著書「空白」(幻冬舎)の中から、母・扶美江さんとの半生を描いた2009年公開の映画「しあわせカモン」の主題歌として作成。映画は2009年当時、岩手県内を中心とした小規模での上映だったが、「お蔵出し映画祭2011」でグランプリを受賞。今今月26日から全国で順次公開される。県内では盛岡市と北上市で2月23日に上映が始まる。
松本さんは「ユキヤナギは母の好きな花。この曲は母へのバラードとして初めて書いた曲。誰もが経験する大切な人との別れへの悲しみを乗り越え、感謝の気持ちや前向きに生きていく意思を詰め込んでいる。そういう思いを『ユキヤナギ』や『しあわせカモン』、自分の活動を通してたくさんの人に届けたい」と話す。
松本さんは水沢市(現奥州市)出身、大船渡市育ち。現在は盛岡を拠点に県内外問わず精力的に音楽活動を続ける。2002年5月マキシシングル「翼」でメジャーデビュー。2011年4月11日、東日本大震災の復興支援活動として炊き出しキャラバン「復興食堂」を立ち上げ、岩手県沿岸を中心とした被災地支援にも精力的に活動している。
ワンマンライブ「START」が、5月15日に渋谷O-Crest(渋谷区道玄坂2)、同18日に盛岡市民文化ホールマリオス大ホール(盛岡駅西通2)で、それぞれ開催予定。
CD「ユキヤナギ」の価格は1,260円。