12月初めの降雪により本格的な冬が到来し、盛岡近郊のスキー場が続々と今季の営業を始める。
安比高原スキー場(八幡平市)は12月8日にコースの一部をオープン。15日には、雫石スキー場(雫石町)、岩手高原スノーパーク(雫石町)、網張温泉スキー場(雫石町)、奥中山高原スキー場(一戸町)、八幡平リゾートパノラマスキー場(八幡平温泉郷)がオープンする。同22日には八幡平リゾート下倉スキー場(八幡平温泉郷)がオープンを予定する。
安比高原スキー場は13日から、安比ゴンドラと第4リフトの運行を始め、山頂からの滑走が可能になる。雫石スキー場は今季からゴンドラの運行を休止。オープン初日は雫石ロープウェー、初級ロマンスリフト、パラダイスリフトを運行予定。岩手高原スノーパークでは、ゴンドラ、高速ペアリフト、第4ペアリフトを運行予定。奥中山高原スキー場は8日オープンの予定だったが15日からのオープンとなった。
八幡平リゾートパノラマスキー場では13日、安全祈願祭が行われ、関係者約60人が今シーズンの安全を祈願した。同スキー場の富井哲社長はあいさつで、「岩手にスキーが伝わって100年。関連イベントの開催や近隣のスキー場とも連携した誘客でスキー客を増やしていければ」と述べた。