暮らす・働く 学ぶ・知る

3.11テーマに岩手を巡るロードムービー、撮影順調-エキストラ200人募集

主人公2人が岩手を巡るロードムービー(写真提供オトナ映画部)

主人公2人が岩手を巡るロードムービー(写真提供オトナ映画部)

  • 0

  •  

 盛岡市在住の30代以上が集まり自主映画を作る団体「オトナ映画部」を中心に活動する「3.11メモリアルフィルム制作委員会」が震災復興をテーマに自主映画を制作している。現在、12月16日に行われるラストシーンに参加するエキストラ200人を募集している。

沿岸での撮影も行われた(写真提供オトナ映画部)

[広告]

 「若者が主役で3.11をテーマに岩手の景色を楽しめる映画」をと、盛岡広域8市町村が企画しオトナ映画部を中心に制作している同作。撮影は今年11月11日に始まった。震災後のしぇあハート村(盛岡市本宮)を舞台に沿岸出身の青年と盛岡の青年が出会い、音楽を通して岩手県内を巡りながら成長していくロードムービー。来年3月に予定されているセレモニーイベントでの上映を目標に制作を始め、撮影はラストシーンを残すのみとなった。

 当日は、主人公2人がしぇあハート村でライブを行うシーンを撮影する。観客としてボランティアエキストラ200人を集めたい考えだ。

 撮影は12月16日午後1時から「しぇあハート村」で行われる。当日は盛岡市アイスアリーナの駐車場も利用できる。地元の人たちから温かい飲み物も振る舞われる。

 監督を務める高橋政彦さんは「みんなで一緒に映画を作れたらいいなと思う。復興支援の映画に混ざって、支援する気持ちを感じてもらえたら」と話す。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース