盛岡大通商店街協同組合を中心に6団体で構成する「もりおかスクエア」が11月30日、フリーマガジン「Moods Paper(ムーズペーパー)」の第2号を発行した。
同誌は盛岡大通から盛岡市街地中心部の大型商業施設を中心とする「もりおかスクエア」エリアの今を発信するフリーマガジン。エリア内の商店主や各店のスタッフなど、人に焦点を当てた内容が特徴だ。
最新号は「つなぐまち」をテーマに、大通や菜園の歴史、同組合理事長の吉田莞爾さんとクロステラス盛岡代表の三田林太郎さんの対談、盛岡の街中で活動する人々のリレートークなど、多岐にわたる目線からもりおかスクエアエリアの今後を思索している。エリア内の男性店舗スタッフを紹介する「看板男子」や「スクエアまちぶらMAP」なども掲載。
ピンクが基調だった1号から、2号は金色の表紙となった。手に取ってもらえるようにと、デザインでさまざまな仕掛けを試みている。クリエーティブディレクターの金谷克己さんは、「この本を通して大通を再発見してほしい。裏通りにもいいお店は多く、これからお店を出したい人たちにもこのエリアに目を向けてもらうきっかけになれば」と話す。
発行部数は2万部。カワトクやモスビル、クロステラス、「もりおかスクエア」エリアの各店を中心に市内で無料配布している。次号発行は2013年3月を予定。