Waのまちもりおか「絆の輪」プロジェクトが企画する「Waのまちもりおかリースフェスティバル」が12月4日に始まり、プラザおでって(盛岡市中ノ橋通)でリース点灯式が行われた。
同プロジェクトは、盛岡市、ハートフルワークいわてや岩手県森林組合連合会などで構成。同イベントは今年で3回目を数える。間伐材などを利用し、ボランティアによって制作された「もりおか森のリース」を街中に展示、環境教育の促進や観光振興を図る。
今年は、沿岸でのリース講習会などを通してリースの飾りで使われる南部アカマツの経木でできた花を約1500個制作した。直径約2メートルのシンボルリースは「おでって」「クロステラス」の2カ所、直径約1メートルのポイントリースは盛岡中心市街地15カ所に飾られるほか、直径約50センチのハンギングリース約80個が街中を彩る。
ハートフルワークいわて代表・江見夏恵さんは「森の素材を使ったリースで冬の街に彩りを添えたい。森の香りのするリースに触れて温かい気持ちになってもらえれば」と話す。
今月5日から「Waのまちもりおかリース展2012」をギャラリーおでってで開催。同9日には、「リース大賞2012」授賞式も行われる。