「岩手三陸ラーメン祭り」が11月23日~25日の3日間、クロステラス盛岡(盛岡市大通3)で開催される。23日は宮古の「たらふく」、24日は大船渡の「黒船」、25日は久慈の「千草」が出店する。
23日に出店する「たらふく」は店舗のメニューが「中華そば」のみ。魚介ダシのあっさり中華で丼ぶりいっぱいの自家製縮れ麺が特徴的。津波の被害を乗り越え、さらにファンが増えている。「宮古市魚菜市場」も同時出店し、宮古の特産品を多数販売する予定だ。
24日に出店する「黒船」の名物は「秋刀魚(サンマ)だしラーメン」。サンマ干しからとるダシは臭みも無く、鶏ガラと合わせて「絶妙な」スープに仕上がっている。岩手県産小麦を配合した自家製麺との相性もいいという。大船渡の居酒屋「KAIZAN」も同時出店し、焼きそばやポテトなどの屋台メニューを提供する。
25日に出店する「千草」は新横浜ラーメン博物館(神奈川県横浜市)に出店していたこともある久慈の老舗ラーメン店。スープはもちろんチャーシューも鶏肉で「鶏」にこだわったラーメンだ。久慈観光物産協会も同時出店し、磯汁や干物など特産品を多数販売する。
当日は品切れも予想される。イベントを主催するクロステラス盛岡ゼネラルマネジャーの釜崎覚さんは「盛岡市内にいながら有名店の味が楽しめる良い機会なので、ぜひ足を運んでほしい」と来店を呼び掛ける。
開催時間は各日11時~15時。