気軽にプレゼンしながら復興支援を考えてこうと「いわて未来MeetUp in 盛岡」が11月10日、岩手大学(盛岡市上田3)で開催された。
同会議は、「復興支援や岩手を盛り上げる」をテーマに、気軽にアイデアをプレゼンし合い、情報を共有するとともに岩手全体でより良い未来づくりを考えていこうと、県外在住の岩手出身者有志などでつくる同実行委員会が企画。今回初めて開催され、約40人が参加した。
主催した高橋和氣(かずき)さんは冒頭で「震災後からミートアップが求められてきている。新しい発見や出会いを得て今起きていることを考え、震災後のギャップを埋めていかなければならない。この1回目をきっかけに岩手での活動を連携してこれからに反映してもらえれば」と話した。
復興には被災地から正しい情報を発信することが大事と提言した「助け合いジャパン」や釜石での新しいまちづくりを提案する「KAMAISHI LIFE STYLE DESIGN PROJECT」など、6団体が活動紹介を通してプレゼンを行った。飛び入りで活動紹介やアイデアを発表する参加者もおり、気軽に情報を出し合える雰囲気の中で、復興について考え情報共有を図る場となった。
参加者が自己紹介する時間も設けられ、今後それぞれが復興への思いを語るなど連携を深めるコミュニケーションの場としても活用されそうだ。