盛岡駅に隣接する「ホテルメトロポリタン盛岡NEW WING」（盛岡市駅前北通）2階の「ダイニング＆バー ジョバンニ」は現在、東京ステーションホテル開業を記念したメニューを提供している。

　東京駅の保存・復元工事を経て10月3日に新たに開業した「東京ステーションホテル」の名物料理として人気を博した「ビーフシチュー」と、カクテル「東京駅」を提供する。「ビーフシチュー」（1,800円）は「東京ステーションホテル」の初代総支配人・五百木竹四郎氏の時代に誕生した人気メニュー。当時のレシピをもとにアレンジした一品だという。オリジナルカクテル「東京駅」（1,000円）は東京駅開業75周年を記念し赤レンガをイメージして作られたカクテルで、当時のレシピを忠実に再現して提供する。

　両メニュー共、今月3日より提供しており、東京駅復元のニュースもあり反応も上々だという。店長の渋川敬さんは「『ビーフシチュー』は牛肉、野菜のうまみが引き立った味。カクテルはジンベースでアルコール度数は高めだが飲みくちは意外と柔らかい。ぜひ一度味わってほしい」と話す。同店では現在、記念メニューのほか、岩手県産食材を使った「地産地消ディナー」やイタリアン中心の「女子会プラン」（3,500円～4,500円、11月30日まで）も展開中。

　ディナーの営業時間は平日17時～23時、日祝祭日17時～22時。記念メニューは来年3月31日まで。