9月1日・2日、MOSSビル前広場（盛岡市大通2）で盛岡市内のレコード店が集まる「モスビルレコードフェア」が開催される。

同イベントは、より多くの人に音楽に触れてほしいという思いから、盛岡に店を構えるレコード店が協力して開催する。盛岡から参加するのは、ディスクノート盛岡、ニートレコード、ノーレッジレコード、アクションタイムヴィジョンの4店。東京からファーイーストレコードも出店する。それぞれのレコード店は、得意とするジャンルや個性もさまざま。5店合計で1万枚以上のレコードやCDが並ぶ予定だ。

　盛岡は中心市街地に4つのレコード店がある全国的にも珍しい地域。これは音楽が産業として成り立ってきた証拠。同イベントは、音楽好きの盛岡市民はもちろん、レコード・CD離れが進む若い世代にも、レコードで音楽を聴く文化を伝えていきたいという狙いがある。

　イベントを企画したディスクノート盛岡の小原さんは「音楽の街盛岡の火を消したくない。かつてレコードを聞いていた人に子どもを連れて遊びに来てほしい」と話す。

　9月21日から23日には、全国から12のレコード店が集まる「盛岡中古・廃盤レコード＆CDセール」が岩手県産業文化会館で開催される。MOSSビル広場前に出店する市内のレコード店は、こちらにも出店する予定だ。

　モスビルレコードフェアの開催時間は11時～20時。