![「モリゥオーカー」のイベントに使われるお題写真を選ぶ参加者たち](https://images.keizai.biz/morioka_keizai/headline/1341550410_photo.jpg)
盛岡の街の魅力を発見するフォトラリーイベント「モリゥオーカー」(主催=盛岡青年会議所)が7月14日に行われる。4日には事前にワークショップが行われ、市民ら参加者がイベント当日に使う写真を選びやマップ作りを楽しんだ。
このイベントは同会議所が創立60周年を記念して行う事業で、「まちのかたち創造委員会」を中心に実施する。写真を使ったスタンプラリーのようなイベントで、参加者は街を撮影した写真をお題として与えられ、ヒントと地図からその場所を探し歩き、見つけたら同じアングルで撮影して集めていくというもの。スタートは盛岡市フィールドミュージアム構想の拠点でもある「もりおか歴史文化館」(内丸)。盛岡の伝統文化に触れつつ、まち歩きをしてもらいながら新しい盛岡の魅力を発見し、街に興味をもってもらうのが狙いだ。
ワークショップでは、4つのチームに分かれて街の建物や銅像を撮影した写真を見ながら、その写真がどの場所にあるかマップ上に目印を付け、歴史や文化的な背景を確かめた。
同委員長の舘澤徳寿さんは、「普段は何気なく暮らしている場所に観光客が興味も持つことに驚き、盛岡の中に財産があるということに気づかされた。この事業を通じて市民の皆さんが、盛岡に興味を持ち、この街に暮らすことに誇りを持てるようになれれば」と話す。
開催時間は14時~16時。参加無料。申し込みは7月12日まで。