盛岡郊外の岩手山麓に6月9日、「八幡平フラワーランド」(八幡平市平笠、TEL0195-75-2500)がオープンした。
同施設は食品製造業の岩手エッグデリカ(同)が運営する「サラダファーム」内に設けられ、「いわて6次産業チャレンジ支援事業」を活用して運営するという。同事業は一次産業の経営高度化と安定化を図るほか、雇用対策として県が11年度から整備し、同社を含む10事業者が採択された。
フラワーランドは約5ヘクタールの土地に、1000種類以上の花木を植え、36のテーマガーデンから成る。それぞれのガーデンを回れるよう約6キロメートルの遊歩道を整備した。園内のどこからでも岩手山を望めるのが特徴で、歩きながら季節ごとに花の移り変わりが楽しめる。今の見頃はルピナスやデルフィニュウムという。
園内にはアルパカも飼育し、直接触れあう「アルパカ引き体験」もできる。
オープン初日には多くの来場者が訪れ、「とてもきれい」などの声が聞かれた。「アルパカ引き体験」では子どもたちがニンジンをあげるなどして楽しんでいた。
入場料は大人=500円、子ども=200円。無休(年内の営業は12月27日まで)。