全国で古着チェーン「ドンドンダウン・オン・ウェンズデー」を展開するドンドンアップ(盛岡市菜園)は3月5日、古着の引き取り時に寄付を募る「Remember3.11 古着を売って被災地に笑顔を!! キャンペーン」を始めた。
震災直後から被災地で衣類の配布を続けてきた同社。今回は古着を買い取る際に客から1件あたり寄付金として1口100円を募り、さらに同社が5円を上乗せして寄付する。協力客には次回買い取り額を5%アップするサービス券を配布する。近くに店がない場合は、宅配便でも受け付ける。
集めた寄付金は、独居老人やみなし仮設住宅などの見守りケアなどを手掛けるさんさんの会(大船渡市)、お寺災害ボランティアセンター(宮城県山元町)、まちづくりNPO新町なみえ(福島県二本松市)の3団体に活動資金として直接寄付する。
同社広報部の小野寺夕貴さんは「震災1年を迎え、古着を売りながら被災地支援に貢献できる仕組みとして取り組む。すでにお客さまからの反応もあり、リピートして古着を売りに来る人もいらっしゃる」と話す。
キャンペーンは今月31日まで。