三陸鉄道(宮古市)は6月8日、新商品「三鉄復興商品・きっと芽が出るせんべい」を発売した。
震災で甚大な被害を受けた同鉄道が、少しでも売り上げを確保するため、震災前から販売していた「きっと芽が出るせんべい」を復刻版として新たに発売したもの。釜石産の発芽玄米と宮古産のワカメを原料に西和賀町で製造する。バリエーションは小辛・中辛・大辛のほか、エビ味や黒糖味、おむすび形の6種類。
事業本部長の坂下政幸さんは「昨年から発売していたが、震災で販売で途絶えていた。収益を上げることもそうだが、原料の供給元や製造工場を巻き込んだ支援になれば」と話す。
詰め合わせのセット販売のみで、各種6袋入り=1,000円、同12袋個入り=2,000円。
イオングループ全国各店ほか、いわて銀河プラザ(東京都中央区)、新幹線車内販売、三陸鉄道宮古駅・久慈駅・陸中野田駅で販売。同鉄道のホームページで通販も行う。