「びっくりたこ焼」を販売する「東北ケータリングクラブ」(本部=盛岡市大通3)が2月上旬から販売を始めた「ウーピーパイ(Woopie pie)」が話題を集めている。
ウーピーパイは米人気テレビドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」で取り上げられたことから北米を中心に世界中で話題となっているパイ菓子。マシュマロとバタークリームをココアテイストの柔らかいクッキーパイで挟んだもので、同店によると「エンゼルパイ」(森永製菓)のモデルという。
日本では昨年、東京の大手百貨店で販売され大きな話題になった。東北では同店が初めて扱い、すでに移動販売のネットワークを通じて八戸市に進出。近く秋田市でも販売を始めるという。レシピは地元の菓子店などに協力を仰ぎ、自社で開発した。
フレーバーは「キャラメルバター」「ブルーバターチョコ」「カラフルマショマロバター」の3種類。価格は1個300円。
「とにかく話題性が高いので、すぐにでも手がけたかった」と話すのは代表の村井義行さん。日頃は、スーパーマーケットなどで行う移動販売でたこ焼きや薄焼きを店頭販売しているが、ウーピーパイは飛び抜けて出足が早く、1日400個を売り切ることもあるという。「最近ではイベント会場での売れ行きが好調。すでに企業からノベルティーとしての販売依頼も来ている」(村井さん)とほくほく顔だ。
3月12日・13日は一関サティで行う中古車販売会場に出店を予定する。