岩手銀行、ファンドラップの取り扱いを開始-全国地銀で初

包括的に資産運用を図りたい人を対象とした個人向け投資信託「ファンドラップ」。岩手銀行が11月から取り扱いを始めた

包括的に資産運用を図りたい人を対象とした個人向け投資信託「ファンドラップ」。岩手銀行が11月から取り扱いを始めた

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 岩手銀行は11月1日から、個人向け投資信託「ファンドラップ」の取り扱いを開始する。地方銀行としては全国で初の取り扱いで、野村證券の「野村ファンドラップ」の窓口として販売する。同商品は個人向けで、法人向けはない。最低契約金は1,000万円。

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 「ファンドラップ」は顧客の資産状況を把握、ヒアリングを行った上で、資産運用の「方針」「注文」「執行」「評価」など一連のプロセスを一任で管理する投資信託商品。投資家からは包括的に資産運用を任せられるほか、従来は売買ごとにかかる手数料が運用資産額に応じた年間手数料で済むのがメリットだという。これまでは大手証券会社を中心に販売、普及してきた。
 同行個人営業部PB推進室では「ファンドラップは従来の投資信託商品にコンサルティングサービスを付加したイメージ。(団塊世代など)一定の資産がありながら投資信託での運用に、今一歩踏み切れなかったお客様に利用を検討してほしい」と話している。

 同商品は本店営業部のほか北上支店、一関支店、八戸営業部の4カ所で取り扱う。

岩手銀行

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