岩手の第3セクター鉄道「三陸鉄道」の萌えキャラとして人気の久慈ありすが運行情報を知らせるiPhoneアプリが8月下旬に発売された。発売はジェットマン(東京都新宿区)で、三陸鉄道が監修した。
久慈ありすはトミーテック(葛飾区)のニンテンドーDSソフト「鉄道むすめDS~Terminal Memory~」から生まれたキャラクターで、これまでにフィギュアが全国発売されているほか、地元岩手では南部せんべいやマウスパッドにもなっている。
今回のiPhoneアプリは運行情報を知らせる「運行通知アプリ」で、駅の発車時刻になるとアプリ内に電車が走り、3D映像の久慈ありすが「出発進行」とアナウンスする。声は声優の藤村歩さん。コンテンツには同鉄道の路線図や時刻表、車両図鑑、運転席からの動画なども盛り込む。
同鉄道の広報部担当者は「久慈ありすの3D化は今回が初めて。三陸鉄道だけでなく、三陸沿岸を観光する人たちに利用してほしい」と話す。「できれば地元の人たちにも日常のツールとして使ってもらえれば」とも。
価格は450円で、App Storeで販売している。