滝沢村は8月3日、今年6月に誕生した村の広報大使で馬の校伯(こうはく)が生んだ子馬の命名式を行った。
子馬の名前は「伯鈴(はくりん)」で、県内外から寄せられた109件の公募から宮城県在住の岡山潤子さんの案を採用した。子馬は雄で、校伯の5男になるという。
会場に招待された岡山さんは「間近で見ると本当にかわいい。名前をつけさせていただいたせいか、何だか息子のように感じる」と楽しげな様子。伯鈴の名前については、「やわらかい響きの呼びやすい名前を考えた。穏やかに育ってほしい」とこれからの成長に期待を込めた。
同村の柳村典秀村長は「多くの人に親しんでほしい。(馬の飼育問題など)チャグチャグ馬コの存続が危機的状況にある中、馬主だけではなく多くの方に注目いたければ」と話す。
命名式では伯鈴も校伯同様「住民登録」され、式典終了後には交通安全キャンペーンで町を練り歩くなど、かわいらしい働きぶりをみせた。