移動販売でたこ焼きを販売する「南部たこう焼」(八幡平市)が6月下旬から、「冷やしたこう焼き」の販売を始めた。
同商品は、同店主力メニューの「南部たこう焼」(400円)を零下60度の急速冷凍したもの。電子レンジなどで解凍して食べてもいいが、「実は冷凍庫から出して2~3時間ほど常温に置いて、半解凍の状態を食べるのが一番おいしい」と代表の吉田壮一さん。
実際に食べた人からは、「サクサク感がいい」「味が濃くなった感じがする」「タコの味がよく感じられる」と評判は上々だという。「宮古産のタコや南部小麦など、もともと使っている素材がいいので、冷やしたままでもおいしいのでは」(吉田さん)。
価格は1パック400円。同店オリジナルの「南部せんべいたこ焼サンド」を冷やしたバージョン(180円)も販売する。移動販売を中心に、産地直売所「産直大地」、「道の駅にしね」(以上、八幡平市)で販売するほか、近く久慈市の「産直まちなか」、盛岡市の「らら・いわて」(菜園)でも扱うという。