「平泉」世界遺産登録へPR-岩手県、啓蒙用の展示パネルを無料レンタル

展示パネルは日本語版のほか、英語版もある。(写真提供=県南振興局世界遺産推進課)

展示パネルは日本語版のほか、英語版もある。(写真提供=県南振興局世界遺産推進課)

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 2011年に「平泉の文化遺産」の世界遺産登録を目指す岩手県では現在、普及啓発に使用するPRグッズをレンタルしている。

リーフレットやグッズも無料で配布

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 この取り組みは、展示用パネルやのぼり旗などいわゆる宣伝ツールを無料で貸し出すもの。パネルはこれまで登録普及活動に使用してきたものをリサイクルして使う。

 貸し出すパネルは主にA1~B2サイズで、平泉の文化遺産を紹介するものや浄土思想を漫画で説明したもの、往事の平泉をCGで表したものなど11点。そのほか、写真やフラッグ、「みんななかよし平泉」の紙芝居もある。

 担当する世界遺産推進課では「せっかく作った立派なパネルなので、世界遺産登録への機運を醸成するために使ってもらえれば」と利用を呼びかけている。

 利用期間は1カ月以内で、屋内での使用に限る。県内市町村でのイベントのほか、首都圏など全国で行う観光イベント、学校や飲食店など人の集まる店での利用を見込んでいる。使用は無料だが、送料は利用者が負担する。詳しくは岩手県南広域振興局世界遺産推進課(TEL 0191-46-5535)まで。レンタルグッズのカタログは県のサイトからダウンロードできる。

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