盛岡市のスーパーなどでたこ焼きを移動販売する「南部たこう焼」(八幡平市)は5月7日から、「黄金(こがね)のたこう焼」をリニューアル販売している。
ウインナーやアスパラなど、地元の食材を使いながらアイデアを生かした変わり種のたこ焼きを開発し販売する同店。創業間もない3年前にチーズ入りの同品を考案したが、チーズに地元の食材を使えずにいた。今回、安比高原牧場(八幡平市)の協力を得ることで地産地消に「成功」。この春に2カ月の試行錯誤の末、定番メニューとしてリニューアルした。チーズはゴーダチーズとモッツァレラチーズを混ぜてそぼろ状にしたものを使用する。
代表の吉田壮一さんは「モッツァレラだけだと塩味が前に出すぎるが、ゴーダチーズを使ったことで、味にこくが出た」と出来映えに満足げ。「平泉の黄金文化にかけて黄金色。普通のたこ焼きとの違いは微妙だが、色に張りがあるのがわかるでしょ」とも。
1パック8個入りは通常500円だが、5月末までは400円で販売する。