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盛岡文士劇、今年もチケット即日完売−女優の藤田弓子さんも出演
(2007年10月11日)
今年で13回目を迎える「盛岡文士劇」の公演チケットは10月11日午前9時の発売開始後、約4時間で完売した。
同公演は専門俳優以外の文人や劇評家、画家などが盛岡弁で演じる素人芝居で、最近では作家の高橋克彦さんをはじめ、地元放送局のアナウンサーや盛岡の企業経営者ら、著名人が出演することから、ここ数年はチケットがすぐに売り切れることで知られる。
第1部は、夫婦の愛情をあたたかく描いた古典落語でも屈指の人情話として知られる「芝浜」を引用した盛岡版「芝浜」八幡町出世横丁、第2部は、同実行委員会の役員が袴姿で登場する恒例の「口上」、第3部は「姓は丹下、名は左膳」の名台詞でお馴染みの「丹下左膳」の3部構成となっている。
脚本を手がける道又力さんは「今年の文士劇の見どころは、丹下左膳に女優の藤田弓子さんが出演すること。左膳ならではの豪快な殺陣シーンも必見。公演後には、出演もしている漫画家のロドリゲス井之介さんが、自身が連載しているコミック誌に文士劇の稽古や本番を題材にした漫画を掲載してくれるそう」と話す。
盛岡文士劇は元々、戦後の明るい話題に乏しいころに「盛岡市民が喜ぶようなものをやろう」と作家の鈴木彦次郎氏を中心に昭和24年12月、第1回目の公演が盛岡劇場(盛岡市松尾町3)で開催された。以後、13回まで公演は続いたが、娯楽の多様化などで公演は中断。当時の盛岡劇場も昭和58年には老朽化を理由に解体され姿を消した。しかし、市民から盛岡劇場復活の気運が盛り上がり1990年(平成2年)、新しい盛岡劇場(盛岡市松尾町3、TEL 019-622-225)が完成。文士劇も1995年(平成7年)に33年ぶりの復活を遂げ、盛岡名物として再び定着した。
公演は12月1日、2日の2日間。入場料は全席指定で3,000円(完売)。
盛岡劇場
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