地産地消を推進する岩手県は3月4日、「いわて地産地消弁当」として新たに13品を認定した。認証は昨年より実施し、今回で3回目。
認証は、「米や雑穀」「総菜の主な原材料」が岩手県産であることや県内の工場などで製造されていること、名称に「岩手の地域が連想できること」の4点が基準となっている。
認証されたのは、スーパーマーケット・ジョイス(盛岡市東安庭)の「岩手の恵み とりわっぱ」(680円)や食堂琴(大船渡市)の「三陸旬彩り膳 三陸あわび弁当」(1,500円)、宅石美保子さん(久慈市)の「いわて 短角牛牛めし弁当」(1,050円)など11事業者が手がける13品。
中でも、やまと豚をカツレツにした「とことんいわって弁当」(岩手町ふるさと振興公社、岩手町)と八幡平市の特産・杜仲茶ポークを使った「焼きぶた弁当」(八幡平産業振興、八幡平市)はいずれもブランド豚を使いながら500円と価格を抑えた。ほかに、同じく特産の雑穀や三陸の海産物などを利用したアイデア弁当が認証された。
認定されたこれらの弁当にはパッケージに認証マークが表示され、一般販売される。