岩手山と秋田駒ヶ岳の自然観察マップ-ケース入りで新たに販売

モノクロのマップに赤字と青字でポイント情報を掲載したポイントマップには、「ハウルの動く城」の原画モチーフになったといわれる「千沼ヶ原」も掲載される

モノクロのマップに赤字と青字でポイント情報を掲載したポイントマップには、「ハウルの動く城」の原画モチーフになったといわれる「千沼ヶ原」も掲載される

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 岩手山南麓の山岳を管理する網張ビジターセンター運営協議会(雫石町長山小松倉、TEL 019-693-3777)では9月28日、「岩手山・秋田駒ヶ岳等自然観察ポイントマップ」を発行した。

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 同マップは、岩手山と秋田駒ヶ岳の登山道を網羅したコースマップに、草花の群生箇所や岩手山独特の地質・地形、山の歴史、ビューポイントなどを詳細に記したもの。これに地形や動植物などの用語解説集が付く。マップと解説集はこれまでもセット販売されていたが、登山者たちの要望で新たに紙製のケース入りにして販売する。これを機にマップ、用語解説集ともに加筆した。登山マップには、途中で工事が差し止めになった県道雫石東八幡平線を登山道として整備した通称「奥山道」のルートも追加している。

 同センターで解説員を務める冨山高宏さんは「動植物や地形などの情報を登山マップに加えることで、山登りだけでなく、山の魅力をもっと伝えられると思う。これを利用して自然が豊かに残る岩手山域の山登りを楽しんでいただきたい」と話している。

 定価は500円。マップはA1版で3色刷り。用語解説集は新書版よりひと回り小さいサイズでフルカラー、100ページ。網張ビジターセンター、八幡平山頂レストハウス、小岩井農場、盛岡市内のプラザおでってなどで販売する。

網張ビジターセンター

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