IGRいわて銀河鉄道のマスコット的存在だった犬のマロン(オスのヨークシャーテリア)が8月29日、死亡した。長く患っていた気管支炎をこじらせた模様。9歳だった。
マロンは昨年6月、同鉄道・奥中山高原駅の名誉駅長に就任。和歌山電鐵貴志川線貴志駅の猫のたま駅長と並んで「犬のマロン駅長」として人気を博し、その愛らしい姿からテレビや新聞、雑誌などで取り上げられ、大手出版社から写真集も出版された。
同鉄道の広報課では「元々、未熟児で生まれたこともあって、体も小さくけっして頑丈ではなかった。とても残念」と話している。
同鉄道では、既に発売している駅長記念きっぷ、プロジェクターライト、ストラップなど関連グッズの販売を休止すると発表した。
また、同広報部によると、9月中に同駅でお別れ会を開くことを検討しているという。