盛岡市の中心商店街などで7月18日から、「ゆかたのまち盛岡キャンペーン」が行われている。主催は「『ゆかたのまち盛岡』推進事業実行委員会」。
同キャンペーンは、8月上旬に行われる「盛岡さんさ踊り」を迎える前後に、夏の盛岡を盛り上げる目的で、市や関連団体、NPO法人などが連携して2006年から開催。今年で4回目となる。
約1カ月のキャンペーン期間中、協賛する162店が浴衣の着用を条件に「ビール1杯サービス」「デザート1品サービス」「グッズプレゼント」などの各種サービスを提供する。市内の映画館では1,000円で映画が見られる。サービスは浴衣のほか、甚平や着物でも受けられる。
そのほか、オープンカフェや卓球コーナーの設置、スイーツの移動販売などを約40の関連イベントも開催。19日にはホットライン肴町で「ゆかたミニファッションショー」を開き、学生や親子連れなど14組が自慢の浴衣と着こなしを披露した。中には愛犬と一緒に参加する人も。
事業をまとめる盛岡市商工課担当者は「盛岡は浴衣の似合う城下町。キャンペーンを利用しながら街歩きを楽しんで、盛岡の再発見をしてみては」と参加を呼び掛ける。
キャンペーンは8月16日まで。