サッカーJFLのいわてグルージャ盛岡が3月19日、盛岡市役所を表敬訪問し2026シーズンの開幕に向けた意気込みを内館茂市長に伝えた。
市役所を訪問したのは、チームを運営する「いわてアスリートクラブ」の新しいオーナーに就任した菅野航さん、新社長の上野祐揮さん、副社長の坂本太樹さん、今シーズンからチームを率いる菊池利三監督、キャプテンを務める弓削翼選手の5人。
菅野オーナーは運営側の新体制について説明し、「スポーツを通じて岩手・盛岡の経済活性化につなげたい」と内館市長に伝えた。
続いて、上野社長、菊池監督、弓削選手が今月22日から始まる特別大会「JFLカップ」と8月末に開幕するチームの昇降格が懸かるリーグ戦に向けた意気込みを伝え、上野社長は「JFLカップは昇降格に関わらないが、大会に出る以上は優勝を目指す。選手の年齢層も若返り、アグレッシブなプレーも期待できる。最短、最速でのJ3昇格を目指す」、弓削選手は「ホイッスルが鳴った瞬間から自分たちのプレーを表現したい」と話した。
J3時代にも同チームを率い、2度目の監督となる菊池監督は「自分があとどれくらいサッカー界に貢献できるか分からない。グルージャに命と魂を乗せてJ3へ昇格したい」と力強く話した。
内館市長は「変化の多いシーズンだと思う。選手とスタッフが一丸となって、多くの市民、県民に愛されるチームになってほしい。今シーズンこそJ3へ」と伝えた。その後の懇談では、チームのマスコットキャラクター「キヅール」について、「キヅールさんは元気ですか?」と尋ねた内館市長。チーム側からは「昨年はメンテナンスのために1カ月ほど入院して、今はとても元気」と笑顔で説明した。
懇談後の取材で菊池監督は「昨シーズンは能力の高い選手次第の試合結果が多かった。今シーズンは全員で攻撃、守備の協調性をより高めていきたい。練習してきたことがチーム内に浸透し、あとは実戦でどれくらいできるか」と話し、「サポーターの皆さんの応援が常に背中を後押しして、最大限の力を引き出してくれる。スポーツ観戦は楽しく盛り上がる時間。一分一秒でも多く、皆さんが笑顔でいてくれる時間をつくりたい」とサポーターへの感謝も述べた。
弓削選手は「徐々にチーム全体のコンディションも良くなっている。まずは目の前の試合に全力で臨みたい。自分たちのプレーや姿勢が多くの人の勇気や希望になれば」と話した。
22日のホーム開幕戦はVONDS市原と対戦し、PK戦の末に3-5で敗れた。次節は29日にホームでブリオベッカ浦安・市川と対戦する。