東北6県各地を代表する祭りや郷土芸能などが集結する「東北絆まつり2026」が5月23日・24日、盛岡市で開催される。
東北絆まつりは、東日本大震災の鎮魂と復興を願って2011(平成23)年に始まった「東北六魂祭」の後継イベント。2017(平成29)年に始まり、東北6県の県庁所在地の持ち回りで開催してきたが、2025年は特別に大阪・関西万博の会場で行われた。
盛岡での開催は2018(平成30)年に続いて2回目。来場者は2日間で30万人を見込む。期間中、盛岡市役所前から中央通り二丁目交差点までの約1キロの区間をパレード会場とし、盛岡さんさ踊りをはじめ、青森ねぶた祭、秋田竿燈(かんとう)まつり、山形花笠(はながさ)まつり、仙台七夕まつり・仙台すずめ踊り、福島わらじまつりを披露するパレードを2日間開催する。パレードの開始予定時間は、23日=13時30分、24日=12時30分。
このほか、盛岡城跡公園内にステージや出展ブースを設け、6つの祭りや郷土芸能の上演、特産品とグルメの販売、観光PRなどを行う。
2月4日に行われた共同記者会見には、内館茂盛岡市長のほか青森市、秋田市、仙台市、山形市、福島市から関係者らが出席。内館市長は「東日本大震災から15年。この節目に、東北が再び力強く歩んでいる姿を発信する機会になる。震災で犠牲になった方々を忘れない、そして風化させないということを東北のみんなで、全国、世界へ発信したい」と意欲を見せる。
青森市経済部長の横内信満さんは「新たなねぶた、はやし、ハネトと共に参加する。盛岡で多くの皆さんと会うのが楽しみ」と、山形市商工観光部長の高橋大さんは「花笠の魅力を盛岡で披露できることを楽しみにしている」と話す。
福島市観光交流推進室長の高橋弥江さんは「躍動するわらじと、太鼓、笛のアンサンブルを盛岡で披露できることを光栄に思う。熱気に満ちたパフォーマンスを見せる」と意気込む。
秋田市観光文化スポーツ部長の吉田忍さんは「竿燈の光で盛岡を照らし、力強い囃はやし子、竿燈の差し手たちの技と心意気を存分に肌で感じてもらいたい」と、仙台七夕まつり協賛会会長の藤崎三郎助さんは「会場内には七夕飾りを飾り付け、パレードではすずめ踊りで元気を届ける。東北絆まつりをきっかけに、東北各地へ出かけて多彩な魅力に触れてほしい」と呼びかけた。