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「盛岡珈琲フェスティバル」14回目の開催へ 同じ豆を使った飲み比べも

以前の開催の様子(写真提供=盛岡珈琲フェスティバル実行委員会)

以前の開催の様子(写真提供=盛岡珈琲フェスティバル実行委員会)

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 「第14回 盛岡珈琲(コーヒー)フェスティバル」が11月8日・9日、「クロステラス盛岡」(盛岡市大通3)で開催される。

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 コーヒー店やコーヒー愛好家が集まるイベントとして2019年に始まった同イベント。県内外からコーヒー店が出店するほか、営業実績が短い店舗や実店舗を持たない人の出店機会創出、学生サークルの参加、出店者のサポートを行う技能ボランティアの募集、コーヒー豆の無人委託販売など、コーヒー店の開業を目指す人やコーヒーに興味がある人の背中を押す取り組みも続けている。

 今回は、同イベントへの出店歴があるコーヒー店を「通常枠」、同イベント初参加で開業5年未満の店を「チャレンジ枠」として計16店、菓子店5店と雑貨店1店が参加予定。盛岡市内、岩手県内のほか、北海道、秋田、東京、千葉、愛知、福岡から出店者が集まる。

 初の試みとして、同じ生豆を各出店者が焙煎(ばいせん)して提供する飲み比べチケットを販売。今回は実行委員会事務局を務める「ねるどりっぷ珈琲 機屋」がドミニカ産の生豆を出店者に分け、それぞれが自身の考えで焙煎する。

 「ねるどりっぷ珈琲 機屋」の店主で実行委員長の関基尋さんは「全く同じ素材で、各店の解釈の違いを感じてもらう企画。来場した皆さんには『ここのドミニカが好きだな、興味深いな』と思ってもらいたい。コーヒー屋の店主はそれぞれこだわりがあるので、皆さんがどんな焼き方をするのか楽しみ」と話す。

 現在、盛岡市内のコーヒー店を盛り上げる特別企画として「第2回 コーヒースタンプラリー」も開催中。市内18店舗を巡り、盛岡珈琲フェスティバルの会場がゴールとなる。8個以上スタンプを集めた人には景品を贈呈する。

 関さんは「珈琲フェスティバルが、たくさんのコーヒーラバーとの出会いの場へと変化してきた。楽しみにしてもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は10時~16時。

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