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盛岡・北のクラフトフェア今年も開催へ 中心市街地を回遊しながら楽しんで

過去の北のクラフトフェアの様子

過去の北のクラフトフェアの様子

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 全国のクラフト作家が出展する「北のクラフトフェア」が10月11日・12日、岩手公園(盛岡城跡公園)で開催される。

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 盛岡市の協力の下、市民有志が企画・運営を行うクラフトイベント。2022年に初開催し、今年で4回目を迎える。イベントを通じて公園をより良い場所にするとともに、良質な工芸品や作り手と出会う場所を創出し、「工芸のまち」としての盛岡を発信する。昨年は約5万人が来場した。

 出展作家は原則個人で、本人が制作するオリジナル作品であることなどを条件に公募し、選考委員が審査を行って出展者を決定する。今年は145組が出展予定で、陶磁、金属、木工、ガラス、染織、皮革、紙など多岐にわたるジャンルの作り手が集まる。

 会場内では「北のクラフト楽団」による演奏や、親子でネーチャーアートなどが楽しめる「ホホホの森探検隊」を行うほか、野菜やコーヒー、菓子などを販売する出展者が集う「カフェ&お野菜コーナー」を設ける。

 12日には岩手県公会堂で、イベントのスーパーバイザーを務める皆川明さんと、選考委員を務めた木工デザイナーの三谷龍二さん、デザインユニット「F/style」の五十嵐恵美さんと星野若菜さん、クラフトバイヤーの日野明子さんを迎えたトークセッションを開催する(チケットは完売)。

 期間中の会場周辺では地元飲食店が出店する「北クラキッチン」や岩手県内の物作り企業などが出展する「赤レンガ伝統工芸館」を同時開催するほか、市内中心部で開催するイベントと連携する「まちなか企画」も実施。「まちなか企画」は北のクラフトフェアウェブサイトで紹介している。

 10日には、岩手県公会堂で二階堂和美さんによる前夜祭ライブを開催。18時開場、19時開演。チケットは前売り一般=5,000円、小学生=3,500円(当日は各500円増し)、未就学児無料。前売り券は北のクラフトフェアのオンラインストアで取り扱う。

 イベント実行委員会の木村敦子さんは「出展作家の皆さんからも、盛岡の皆さんにまた会えるのが楽しみという声が寄せられている。岩手公園周辺だけではなく、盛岡市中心市街地を回遊してもらえるイベントとして、楽しんでもらいたい」と話す。

 岩手公園での開催時間は11日=10時~16時、12日=9時~16時。入場無料。

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